予知力

僕に現れた次なる変容は、予知力とでも言えばいいだろうか…。

ある日のこと、僕はゴロンと横になりながらTVを眺めていた。

そこではゲストとしてインラインスケートの競技者である兄弟が招かれて、その実力たるを司会者が語っていた。

司会者が言う

「何とこの兄弟、海外で大会を荒らしまくり、二人で獲得したメダルの数は……」

そう語った瞬間、僕の中に数字が入ってきた。(その時の具体的な数字は忘れてしまいました…。)

司会者からその答えが発せられると同時に、僕の口からもその答えが重なった。

当たっていた。

これは偶然ではない。

そこについては確信があった。

その数字が入ってきた感覚…

あの感覚は間違いなく、偶然なんかではない。

僕はこの出来事、その時の感覚を注視するようになった。

TVでクイズ番組が流れていると、あの時の感覚をイメージしながら当てようと試してみた。

全く当たらない…

つぶちゃんメッセージを受け取った時の感覚と比べてみる。

つぶちゃんメッセージを受けとるとき…

その時の僕の状態は[無]であった。

勝手に入ってくる感覚だった。

僕は気づいた。

「当てようと少しでも脳が働いたとき、それは的を外すんだ。考える事を捨てて、ただ受け入れ状態の時こそ図星となるんだ!」

僕はその時、ブルース・リーが映画[燃えよドラゴン]で語った名セリフを思い出した。

それは劇中、ブルースが弟子に語ったDon’t think. Feel .

考えるな。感じるんだ。

それであった。

やがてそのチカラは、無意識に発した僕の言葉が現実となる形となって現れるようになっていた。

そうした変容を経て、カウンセリングの先生に言われたように、やがては先生と同業である言霊を操るカウンセリングが生業となっていったのであった。

先生のカウンセリングの的中であった。

コメントを残す