早速、お互いの生年月日を照らし合わす事にした。
彼女は僕より8年早く、この世に落っこちて来ていた。
彼女がこの世に姿を現した瞬間に「オギャー」と吸い込んだ、その時の[気]のエネルギーの状態や、その時の天空の星々のポジション…
そして、その8年後にこの世に落下した僕の場合を比較してみた。
すると…
主要な星々が見事に重なりあっていた。
ゴルフに例えるならば、ホールインワン連発…そんな感じか。
「これは縁が深そうだな…」
そう感じたとき、彼女と接した時の記憶が再生された。
彼女と話始めた当初のこと、
「あの…、どこかでお会いしましたっけ…?」と彼女が話かけてきた。
実は、出先で頻繁に彼女を見つける事があったが会話をしたわけでもなく、[会った]という認識には至らないのである。
その時の彼女は、僕に気づいてはいないのだ。
その意味は何だったのか…
そして、もう一つ…
話をしている時、彼女にとっては無意識なのだと思うのだが、僕の腕とかに触れる事が多かった。
話の盛り上がりで、すっと触れてくる感じである。
時には、なかなか離れないときも。
「長いな」
そう感じたことも。
嫌な意味で思ったわけではなく、こちらも正直なところ癒されるのだ。
そうやって読み解いていると、ワクワクする自分がいた。
僕は、もっともっと奥に入っていく事に決めた。

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