双子の魂…
目には見えない、[魂]というエネルギーの次元の話。
したがって、ツインソウル を表現するにしても、とっても抽象的であるのだ。
そもそも、魂って何なのか…。
人間の心の部分を魂と呼ぶのだろうか…?
それさえも僕にとっては曖昧で、ネット上に並べられた検索結果の見出しをクリックし続けた。
陰と陽
プラスとマイナス
昼と夜
男と女
そんな相反する、[二つで一つ]のエネルギー…。
僕の魂と彼女の魂で、一つのエネルギーとなる…
なんだかロマンチックな感じはするが、到底理解には及ばない。
僕の内側を、あのセリフがノックする…
考えるな。感じるんだ。
そう。
考えたところで答えが見つかる話ではない。
すると、一つのイメージが浮かんできた。
表と裏
一枚のコイン。
コインの表側は、裏側の存在に気づいていない。
そして、コインの裏側もしかり。
コインの表と裏は、お互いの存在に気づく事なく背中合わせ。
でも、それで一枚のコインは成り立っている…。
「そんな関係性の魂が、僕たちには宿っているのかな…。」
とりあえず、僕の[ツインソウル ]という認識はそこに落ち着こうとしていたが、それは完璧な答えではなく、隙間だらけの緩く曖昧なものに過ぎない。
僕の好奇心は、更に奥へと導かれていく…。
底無しの沼とも知らずに…。

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