その後も二人とは定期的にお会いし、コーヒーを飲みながら聖書やスピリチュアルについて語り合った。
彼等は聖書を軸に話し、そして僕は実体験をもとにスピリチュアルを説いた。
「聖書を学ぶ身としては、あなたの実体験は大変興味深い。」
そう言って、僕の話を興味深く聞いてくれた。
あくまでも、そのテーブルでは対等の立場で向き合っていた。
聖書と僕の実体験の融合のような…
時には.
「一緒に聖書を学びませんか?」
と誘われたが、僕は僕なりの[真理の道]を歩き始めている事は理解できていたので、やんわりとお断りした。
「聖書という導きの道をゆくお二人、そして僕の行く道も、その道と平行して進んでいる事がわかりました。同じゴールを目指して。聖書がハイウェイで、僕の進む道は田んぼ道かも知れません。でも僕は、つぶちゃんとその道をのんびりとゴールを目指します。お誘い、ありがとうございます。」
そう言うと、
「お互いに、頑張りましょう。」
と言ってくれた。
その後も親交は続いたが、コロナウィルスという[負のエネルギー]が地球上を襲い、僕たちの学びの会は終了を迎えた。
それでも、僕の行く道の横を振り向けば、大きな聖書という道を歩み続ける二人がいる。

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