僕と彼女…
ツインソウル…
魂…
その答えを、僕は探し続けている…。
[負のエネルギー]という草むらを掻き分けながら…。
僕の内側の状況に変わりはない。
苦しみと虚無感…
ドラマや映画で観た、雪山での遭難のシーンのように、僕はチカラ尽きようとしている。
このまま眠ってしまえば、どれだけ楽だろう…。
そんな状況下、僕の目を覚まさせてくれる、つぶちゃんからのメッセージ…。
その日は雨だった…。
僕は雨合羽に身を包み、雨音とその当たる感触を受け止めながら、つぶちゃんと向き合っていた。
「諦めちゃダメだよ。必ず光は差すからね。」
その音なき声は、何処からくるんだろう…?
外側からじゃない。
僕の内側…
すると、外側から声が飛び込んできた。
「あんた、雨の中偉いね…。カメちゃんも喜んでいるよ。」
近所に住む、おばあちゃんであった。
その時、僕が無意識に発した言葉…
「おばさん、僕の心の中は雨降ってないよ。」
僕は自分の発した言葉ながら、ハッと気づかされたのである。
心の中…
心のもっと奥…
そこが魂の在処…。
心の中の汚れを浄化して、更に奥で待つ[魂]を目指す。
そこは晴天。
つぶちゃんと僕は、心の中で共存し、いっしょにゴールを目指しているんだ。
そこが[龍宮城]、すなわち僕の魂。
そこに辿り着いたとき、必ず答えは見つかる。
ほんの少し、希望の光が見えた気がした。

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