龍神様のご加護

龍神様に守られている…

災いから守られている…

今日は、その実例を挙げてみます。

2月中旬の、早朝の4時くらいのこと。

まだ外は暗闇に包まれ、気温も肌を切りつける様な冷たさであった。

その中を、僕は車で帰宅した。

近所の迷惑にならないようにとガレージに入れるのは辞めて、空きスペースに車を止めて素早くエンジンを切った。

荷物をまとめて降りる準備をしていると、そこに携帯電話が鳴ったのである。

着信画面を見ると、今まで一緒にいた親友の後輩からだった。

この後輩、年齢こそひと回りも下のくせに、いつも僕にワガママや難題を吹っかけてくる問題児。

問題児ではあるのだが、どうしても憎みきれない存在であり、まるで家族のような、深い縁を感じる相棒。

そんな相棒からの電話であった。

「もう家に着いた?」

「今、ちょうど着いて降りる準備をしているところ。家の中に入ったらかけ直すわ。」

すると相棒は、

「降りなくていいから、そのまま話そう。」

負けじと僕は、

「もうエンジン切ったから、ヒーターの温もりが冷める前に降りるぞ!」

と語気を強めた。

「だったら、話ながら家の中に入ればいい」

「荷物もあるし、声が近所に響くだろ~がっ!」

僕に火がつくと、いつもの展開になだれこんだ。

相棒への説教を始めたとき、僕は異変を感じとった…

運転席から、助手席側の窓に視線をやる。

やや曇った窓と、ただの暗闇…

しかし、何か落ち着かない…

説教を一時停止して、状況を伺う…

すると次の瞬間…!

曇りかけの窓の外側から、黒い影が両手を窓ガラスに当てて覗き込んできたのだ!

「何だ!お前!」

相棒が着火してくれた勢いそのままに怒鳴ってやると、まるで腰を抜かしたかの様な慌てぶりと同時に、その影は一目散に闇の中へと吸い込まれていった。

相棒も異変を感じて、

「どうしたの?大丈夫?」

と心配してくれた。

被害にあったわけではないが、お日様が登り世の中が動き出した頃、派出所に出来事を報告にいった。

すると、お巡りさん曰く、

「もう、ご近所さん達から車上狙いの被害届けが出てるんですよ。順番にやってきて、あなたの車の番になった時に、たまたまあなたが乗っていたんでビックリして逃げたんでしょう。運が良かったですね。」

運…

違う。

守られている…。

あの時、相棒がワガママ(エゴ)を言わなければ、僕はそのまま車を降りていた…。

相棒のワガママ(マイナスのエネルギー)に救われた…。

相棒のワガママに感謝か…。

しかし、こんな発想もできる。

僕が相棒のワガママを受け入れる器(プラスのエネルギー)があったからこそ、車内に残れたのである。

問答無用だとしたら、即座に電話なんか切って車から降りている。

相棒からのエゴというマイナスのエネルギーと、それと向き合い説教(説いて教える)するプラスのエネルギーの融合が成し得た[奇跡]が生まれた瞬間であった。

陰(マイナス)と陽(プラス)の融合、これこそが[龍神様のご加護]なんだ!

そして、それは僕が向き合っている[ツインソウル計画]も同じじゃないかっ!

ツインソウル計画=龍神様のご加護

陰陽統合なんだ!

そんな気づきを頂いた出来事でした。

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