真実の愛

人間は皆、生まれた時の星々の位置関係や、他の星とのバランスによって宿命を背負い、この世に落ちてきている。

水星、金星、木星…

様々な星たちは、それぞれの象徴や意味をもっている。

それを知ったうえで、様々なバランスを読み解くと、その[人間]が浮き彫りとなる。

性格や趣味嗜好、使命や課題…

それらが判明すると、やがては自分を俯瞰して見る事ができる。

自分では気づく事ができなかった、他者に映る自分の姿が理解できるのだ。

[占い]というものに対して、懐疑的な人も存在する。

[当たるも八卦、当たらぬも八卦]なんて古臭い事を言う人もいるが、我々は宇宙の中に存在している事を忘れてはいけない。

宇宙の中の、ちっぽけな細胞のようなもの。

宇宙の影響の中で生きているのである。

僕は映画が好きであるが、傾向を見てみるとハッピーエンドな作品よりも、どちらかというと愁いを含んだラストが好きだ。

こんなにも想っているのに…

去っていく…

そんな哀愁が、心を痺れさせてくれる。

タイトルを挙げるならば、

[ストリート・オブ・ファイヤー]

僕の奥深くに、しっかりと刻まれた作品。

[R&Rの寓話]

映画の冒頭にそうテロップが出るように、R&Rなバイオレンスの世界を通じて[真実の愛]を観る者に伝えてくれる。

こんなにも想っているのに…

去っていく…

そんなラストシーンに、僕の内側は痺れ震えるのだ。

[真実の愛]

それは決して、ハッピーエンドとは限らない。

僕の[魂]が[真実の愛]を目指しているから、自ずと僕の嗜好がそちらへと導かれているのかも知れない。

そして、僕が生まれた時の[月]の形…

満月だった月は、やがて無月に向けて欠けてゆく…

もう少しで消えてしまう…

そんな状態の、月が力なく照らす中で、僕はこの星に落ちてきた…。

その月の影響が、僕の潜在意識に存在する趣味嗜好に影響を与えているのだ。

想いを残しつつ、

消えてゆく…。

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