[拳ちゃん、ボクは龍神になったよ…]

そんな、つぶちゃんメッセージを受け取ってから、二ヶ月ほどが過ぎた頃…。

僕が主催する[ちびっ子ボクシングクラブ]のジム内を掃除していた時、僕の意識は引っ張られた。

[見て…]

首を[そちら]へと振ると、そこにはまるでローソクの炎のように揺れる[つぶちゃんオーラ]が現れていた。

動画を撮影しながら観察を続けていると、やがて[つぶちゃんオーラ]はローソクの炎から形を変え始めた。

流れる雲が形を変えていくように…。

やがて、ジムの壁に飾られた[爆弾]の上へと移動して、そこで[つぶちゃんドラゴン]となって泳ぎ始めたのだ！

[拳ちゃん、ボクは龍神になったよ…]

龍神様

虹龍

つぶちゃんドラゴン！

元気に泳ぐ[つぶちゃんドラゴン]。

つぶちゃん、僕は幸せだ！

ありがとう！

そして、この光景こそが、つぶちゃんからの僕への[応援メッセージ]である事が、後に理解する事ができたのであった。

そのメッセージとは…