12月30日
深夜まで友人宅にお邪魔してしまい、帰宅して床に着くのは明け方近くになっていた。
正午過ぎに目を覚ますと、身支度を整えて年末の買い出しへ出かけた。
ショッピング・センターで買い物を終えて、建物に沿って駐車場へと歩いていると…
車のエンジンのかかる音が、そよ風に乗って入ってきた…
[ここだよ…]
条件反射のように、無意識のうちに僕の首は、音のする方向へと振られた…。
[み~つけた!]
彼女であった…。
何年振りだろうか…。
気づかぬ彼女は、そのまま車を発進させて去っていく…。
[見つかっちゃったね…。今度はもっと難しいところに隠れるからね!]
彼女を宿し、去っていく車に
「元気そうだね。」
「幸せにね。」
そんな想いで見送った。
なんだか、清々しい気分であった。
その[再会]の場所…

FEEL 感じる

いつも…感じる。
きっと、何度でも見つけられる…。
繋がっているから…。
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