山口県阿武町で起きた、コロナ給付金 の誤送金事件。
役所側の不手際で、463世帯分に相当する4630万円が、一人の男性の口座に振り込まれてしまった。
普通の常識で考えれば回収できそうな話だが、少々相手が悪かったか…。
男性は役所側の謝罪と説得をのらりくらりとかわしながら、口座内の現金を[移動]させてしまう。
やがて、口座内は空っぽに…。
現在、男性は逮捕されて、警察による取り調べが続いている状態である。
そして、男性の[人間性]が徐々に明かされることとなる。
男性を知る、近しい人たちの証言…
それは、男性の[金]への強い執着心であった。
借金にギャンブル…
注目するは、男性の小学生の頃の卒業文集内の[言葉]である。
[もし、地球が滅びてしまうとしたら、何をしたい?]
そんな子供ならではのアンケートの質問に対し、「持ち金を使いきる」と答えていた。
そして、[それ]はデジャブ現象のように現実となってしまった。
この男性に対しての世の中の見解は、おおかた同じであると思う。
今回は、この[出来事]の中に存在する[エネルギー]の性質について、スピリチュアルの観点から説明したいと思います。
[持ち金を使い果たす]
男が小学生の時の卒業文集に書いた言葉。
当時、小学生であった男には、当然の事ながら[持ち金]なんてあるはずはない。
この[言葉]は、男が[無意識]のうちに書いた[言葉]であろう。
無意識…
それは人間の潜在意識という、頭で考える領域のものではなく、直感的な閃きとして浮かびあがったもの。
その直感的な閃きこそが、男の潜在意識(魂)に深く刻まれた、[金]というキーワード(宿題)だったのである。
男の[魂]に深く刻まれた[金]への執着…。
この小学生時代の卒業文集の[言葉]こそが、輪廻の旅を繰り返す[男の中の魂]に宿る、[金]にまつわる[宿題]を伺い知るエピソードなのである。
男の前世が貧困に苦しむものだった為なのか、それとも金を権力として生きて来た為だったのか…。
どちらにしても、男の潜在意識(魂)には、[金]という強い[想い残し]が存在しているのである。
そして、それは今世に[誤入金]となって、男の向き合うべき[宿題]となって現れたのである。
結果、男は[欲]に負け、[魂]の果たすべき[成長]を助ける事が出来なかったのである。
男の[魂]に刻まれた[金]にまつわる傷が癒えない限り、輪廻の中で何度も[同じ場面]は繰り返されるのである。
[自我]ではなく、[他者]を選択できたとき、[魂の傷 因縁]は消えていくのである。
[愛]ある選択である。

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