生きるとは…

毎週、[探偵!ナイトスクープ]を楽しみにしている。

くだらない依頼も多々あれど、そこは探偵の腕にかかれば[笑い]に変わる。

時には[心に沁みる]依頼があるからこそ、尚更に見逃せないのである。

少し前の放送回での依頼である。

[生きるって、どういうことなのか…]

街角で道行く人に、街頭インタビューしてください。

探偵さんがマイクを向けると、様々な回答が返ってくる…。

楽しむこと…

お金を稼ぐこと…

あなたなら、何て答えますか?

内側の意識のレベルによって、その[答え]は変わってくると思います。

この[質問]に対する[答え]には不正確などなく、全てが正解なのである。

その出された[答え]を主軸に、生きているという事なのである。

では、僕の[答え]は…。

20代の頃に聞かれていたら、きっとこう答えるであろう。

土日の週末を楽しみに生きてます。

月曜日から金曜日は、生きてる心地がしていません。

自分の肉体を会社に預け、その代償として給料をもらう。

そんな[生き方]に苦しんでいた。

もっと[自由]に生きたい。 

そして、仕事がそのままライフスタイルになればと思っていた。

時の流れに流されながら、様々な仕事を経験し今に至る。

そして今、その質問を受けたなら、こう答えるであろう。

[成し遂げるために生きてます。]

何を成すのか…。

[魂の双子]と出会い、自分の内側に宿る[魂]というエネルギーを感じることができた時、僕の中の魂の抱く[ミッション]を果たす事こそが、僕の[生きる意味]となった。

例えるならば、工事現場に存在する重機と、それを操るオペレーターの関係性である。

その[工事現場]には、何かを[完成]させるという[ミッション]が存在する。

[完成させる為に必要な重機]

この重機こそが、我々の肉体(人間)である。

[それを操るオペレーター]

これこそが、人間に宿る[魂]なのである。

重機を操るオペレーターは、その重機のポテンシャルを信用している。

そしてオペレーターの成熟したテクニックと、重機のポテンシャルが合わさって[完成]へと向かうのである。

例え悪条件の現場であっても重機は文句を言わず、ただオペレーターに身を委ねるのである。

ひっくり返ってしまいそうな状況にあっても、オペレーターを信じて作業を続ける。

やがて、そんな闘いも終わりを告げる。

そして、そこには[完成]した姿が映し出される。

そんな重機のように、僕は[魂]に委ねて生きている。

不平不満を漏らす事なく、目の前に起きる出来事を淡々と、愛と信用で処理をしていく。

それを繰り返しながら[生きた]とき、僕の内側に宿る[魂]の目指すゴール(完成)が見えてくる。

生きながらにして起きる出来事は、全て[ゴール]への一歩なのである。

その出来事を自分のエゴで、不平不満や怒りで処理してしまうから[ゴール]はいつまで経っても闇の中なのである。

僕にとっての[生きる]とは…。

内側の[魂]を信じ、文句を言わず、[完成]を夢みながら、心を穏やかに保ちながら豊かにしていくこと。

すなわち、愛情深い人間を目指すという事である。

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