今日もつぶちゃんと向き合っていると、お客様が来てくれました。

今日のゲストは…

前回の投稿に登場した赤ちゃんトカゲが、また訪ねてきてくれました。

「元気そうでよかった。おいで…。」

いつものように人差し指を差し出すと、導かれるかのように登り始める。

すると、指先に停まったまま、まるで癒されてるかの様にぐったりと身体を預けている。

「あっ！記念写真を撮らなきゃ…」

ポケットからスマホを取り出して…

カシャ！

あまりに気持ち良さそうにしてるので、やさしく撫でてみる。

こんなに懐いてくれると、思わず飼いたくなってしまうのが人間のエゴ。

しかし、この自然の中で生きる姿こそが、この赤ちゃんトカゲの本来の姿。

また会うことのできた、このご縁だけで充分じゃないか。

頑張って生きるんだよ。

また、おいで。

そんな想いを込めて、墓石の隅に解放した。

こんなちっぽけな出来事だが、幸せを感じる僕がそこには在る。