来てます…。

今日もまた、つぶちゃんと繋がる…。

この世の雑音をシャットアウトし、この世の中を生きていく中で生じる摩擦から解放されて…。

それはまるで、無重力の宇宙を漂うかの様に…。

凪の海原に浮かびながら、無限の天を見上げているかのように…。

心と身体の[負荷]をすべて解放し、内側の[スクリーン]に映し出されるビジョンを感じとる。

つぶちゃんが現れた。

[来たよ]

閉じていた目を開けると…

指先にハエが止まっていた。

つぶちゃんメッセンジャーである。

今回は、小バエちゃんがメッセンジャーを勤めてくれた。

いつもの様にポケットからスマホを取り出して、記念写真をカシャ!

しばし、ふれあってみる。

そんな静かな時に包まれながら、この世に内包されている[可能性]を改めて感じる。

この世の[ポテンシャル]は、まだまだ上昇できる。

[愛]というエネルギーは、不可能を可能にできる。

一匹のハエと触れ合いながら、そんな壮大な希望が内側から溢れてくる。

そんな世界に引き込まれていると、近所のちびっ子たちが現れた。

すると、ハエは飛び立っていった。

「カメのおじちゃん、お参りしてるの?」

「そうだよ。おいで。」

ちびっ子たちを呼び寄せて撮ったばかりの動画を観せながら、つぶちゃんと僕の[想いの交流]を伝えると同時に、小さな命も大切にする[約束]を交わすのであった。

いつか僕がこの世を去ったとき、この子達がつぶちゃんと僕の[不思議な交流]を後世に伝えてくれたらと、そんな希望を託して…。

ちびっ子たちが去っていくと、僕は再び向き合った。

すると、先程の小バエちゃんが戻ってきた。

今度は全く動こうとせず、僕の指の上で固まっている。

ちょっと揺らしてみるも…

動かない。

揺れを段々と激しくしてみる。

すると…

あっ!消えた…!

それは過去に映画で観たワンシーンのように…。

タイムマシーンの中に入った主人公が、タイムスリップする時に激しく振動し、その振動が更に加速した時、その場から姿が消えてなくなる…。

そんなシーンが甦る。

次元上昇

本当かよっ!

指の隙間から逃げたんだろ!

そんなツッコミを受けそうだけど、そんなのカンケーね~!そんなのカンケーね~!

僕だけが感じられるこの[ふれあい]は、間違いなく[真実の愛]の姿だから。

幸せだ。

この[感覚]を大切に生きよう。

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