映画 ザ・ライト

今から10年以上前に劇場公開された作品である。

作品のテーマは、

[神]のチカラで[悪魔]を祓う

エクソシスト。

悪魔祓い師である。

[エクソシスト]といえば、過去の投稿でも触れていますが、僕が6歳の時に劇場で観てしまった伝説的オカルト作品があります。

あまりのショックに不眠症となり、それ以来というもの僕の中には、[悪魔][神]といった相反する[謎]がしこりとなって残り続ける事となった。

今回のお題である[ザ・ライト]も[悪魔]や[神]がテーマである事から、公開時には期待を膨らませて観に行った記憶が残る。

本家の[エクソシスト]は、悪魔と神父の闘いを軸に、見事に神父の内側の[心の闇]を描き出していた。

一方の[ザ・ライト]は、信仰を持てずミーハー生活を送っていた神学生が、ベテランのエクソシストに同行して経験を積み、苦しみながらも信仰へと辿り着くお話。

本家[エクソシスト]とはやや角度が違うものの、こちらも見事に主人公の[光]と[闇]の葛藤(闘い)を描いていた。

この作品もまた、僕の心に何故かしこりの様に残り続け、そのしこりは僕を再びこの作品と向き合わせた。

10年ぶりに。

今度はDVDで作品と[再会]となった。

作品を観ていくうちに感じたこと…

10年前に劇場で観た時に受けた[味わい]と、今回の[味わい]とでは大きく変化しているのだ。

それは、この10年の間に起きた、僕の内側の[変化]の現れでもある。

[ツインソウル ]が、僕にもたらした[体験]である。

[ツインソウル ]の存在に気づかされ、

僕の内側で起こった[嵐]…。

その[嵐]は、僕の中に存在する[開けてはならない箱]のフタを破壊した…。

その中に幽閉されていた[闇]は姿を現わし、僕の内側を真っ暗に包み込んだ。

闇に飲み込まれても、微かな光を信じて闘ってきた。

今、こうしてブログを書いていられるという事は、[闇]と闘いながらも何とか前に進んでいる証でもある。

[ツインソウル ]と出会い、何故こんなに苦しみを味わうのか…。

それは、[ツイン]である魂の片割れが、僕の中に宿るもう片方の[魂]を浄化(成長)へと向かわせているから。

僕の中での[光]と[闇]の闘い…。

そして、この作品の中でエクソシストとして成長していく主人公の[光]と[闇]の闘いに共感するのであった。

[ツインソウル ]が僕にもたらした[経験]により、この作品は僕の中の[しこり]から[希望の光]へと変化していた。

最後にもう一つ。

作品の中で、こんなやりとりがある。

悪魔に憑かれた人を見分ける方法…

それは、手が痙攣していること。

一人の女性の存在が、僕の[魂の片割れ]だと気づかされた時、僕の右手は激しく痙攣し続けていた。

箱から出てきた[闇]…。

それは、僕の中の[悪魔]なのである。

引用

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