今回はどういう訳か、突然ジョニーの記憶が甦り、僕の胸の中でステップを踏み始めたので、そんな敬愛するジョニーへの哀悼の意を込めて綴ってきました。
そんな中で、新たな[気づき]を得る事ができたので、今回はその[気づき]について触れてみたいと思います。
僕が今、向き合っている[ツインソウル]の統合へ向けた苦しみ。
[ツインソウル]の統合とは、[陰]と[陽]に引き離された二つの[魂]の融合。
プラスとマイナス
白と黒
善と悪
そんな真逆の性質の二つの[魂]が、一つになるべく統合へと向かうプロセス。
その統合こそが、[魂]の進化なのである。
それは全く真逆の性質ゆえに、統合へ向かう苦しみは大きい。
その[苦しみ]を乗り越えてこそ、[魂]は成長を果たし統合へと向かう。
わかりやすく例えるならば、犯人と被害者という関係。
それが殺人ともなれば、被害者遺族の怒りは無限大であろう。
しかし、ツインソウルの統合とは、そんな真逆の性質が一つに寄り添うわけである。
殺人犯と被害者側の融合…。
それは[許し]なのである。
犯人のそこに至ってしまった境遇を理解してやり、そして[許す]ことで両者は[ハグ]できるのである。
[そんなの無理だわ。]
それが一般的な答えであり、正解なのである。
であるが故に、[統合]に向かう苦しみは相当な[痛み]を伴うのである。
常識のはるか上をいく次元に辿り着かなくては、その[境地]には辿り着けないのだ。
そんな、ツインの魂を宿した二人が出会ってしまった時、抗う事も許されず、無慈悲なまでに[それ]と向き合わされるのである。
すべてが[宇宙]の計らい…。
それが例外にもれず、僕が向き合っている[苦しみ]なのである。
[許す]ことができた時、その[愛]こそが[真実の愛]であり、利己ではなく[利他の愛]なのである。
[ツインソウル]の統合とは、究極の愛の姿なのである。
そこを目指す[苦しみ]を、僕と同じようにジョニーも向き合っていたんだと気づかされたのであった。
ジョニーが試合を控えて、あるインタビューで発した言葉を思い出す。
対戦相手はメキシコの英雄的エリートチャンピオンであり、法律の学校を出て弁護士の資格を有するマルコ・アントニオ・バレラ。
そんなバレラに対し、
「俺は奴が何故リングに上がるのか理解できない。だって、あいつは裕福に育ち、弁護学校を出てるんだろ?俺だったらリングになんか上がらない…。」
彼には[絶対的不幸]があったからこそ、ボクシングの道に入り[輝かしい功績]を手に入れる事ができたのだ。
彼の[命]に宿された[不幸]と[幸福]…。
闇と光
その[陰]と[陽]は、彼の[命]の中で必死に向き合い、統合を目指していたのだ。
そして彼は生きる中で、”陰陽統合”の苦しみを味わったのだ。
もしかしたら、”陰陽統合”のミッションを宿した二人だから、僕たちの[繋がり]は生じたのかもしれない。
無意識のうちに共鳴し…。
今の僕の[苦しみ]をジョニーに伝えたら、彼はどんな返事をくれるだろうか…。
きっと、こうだろう。
お前の闇との闘いは、オレと比べたらちっぽけだ。
お前なら乗り越えられる。
頑張れよ。
Your friend
Johnny Tapia
今、頬に涙が伝った…。
R.I.P.
Johnny
I don’t forget you.

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