クレイジージャーニー

我々がなかなか知ることのできない、地球上に存在する様々な人間や自然の[姿]たち…。

そんな、人間の抱える[闇[と[光]、そして自然の[脅威]や[神秘]をジャーナリストや冒険家と共に[旅]をしながら伝えてくれるTV番組…。

[クレイジージャーニー]

先日の放送回は、ジャーナリストの丸山ゴンザレス氏に同行し、フランスの大都市パリの裏側を紹介してくれた。

パリの地下に存在するという、謎の巨大地下迷路…。

一行は、そこを目指す。

まずは、その地下迷路への[入口]を探すことに。

聞き込みを続けるも、巨大な地下迷路が存在することは知ってはいるものの、なかなか[入口]の情報には辿り着けない…。

僅かな手がかりを頼りに彷徨う内に、そのトンネルを目指す二人連れの若者たちと出会う。

これ幸いと、その二人の若者に便乗することに。

若者が言う。

「そこは地図がなければ最期…。もう出られなくなっちゃうよ。」

この迷路の詳細を地図にしっかりと書き記した、キャリア豊富な若者たちの言葉が心強く響く。

その若者たちの後を追うように、ゴンザレス氏の大きな身体が小さな[穴]へと吸い込まれていく。

そんな狭苦しい迷路を進んでいく中で、剥き出しの岩壁に頭をぶつけ、泥水にまみれながら彼の身体は悲鳴を上げる。

こんな苦しい思いをしながらも、時には身を危険に晒しながらも、ゴンザレス氏をここまで駆り立てるものは一体何なのか…。

勿論、ジャーナリストとしての[伝える]という[使命]は当然のことであるが、彼もまた[闇]に身を投じながら、自身の内側の[闇]と向き合っているのではないだろうか…。

そんな、僕の[今]の状況と重ねながら彼らの動向を見守るうちに、一行の進む迷路には壁に描かれた絵画や彫刻が現れ始めた。

それはまるで[闇]に埋もれた[歴史]の道に、彩りを与える花たちの様にも映る。

パリの歴史を物語る[地下墓地]の存在などの、時代の流れに取り残されそうな[残念]にゴンザレス氏は[光]を当てる。

僕の内側にも同様に、置き去りにしている[残念]が存在している。

それらに[光]を当てなくては、僕自身の[時代の流れ]は進まないのである。

つぶちゃんをガイドに進む、

僕の内側の[浄化]への旅…。

[つぶちゃんとの旅]

この旅も一般的な意見からすれば、

[クレイジージャーニー]

なのである。 

ただ、この道には出口はもう無い。

あるのは、ゴールのみ。

引き返しはきかないのである。

ゴールできるか…。

それとも、

途中でチカラ尽きるのか…。

ある意味、

生命(LIFE)を賭けたゲームなのである。

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