The World is yours.

僕のお気に入りの映画の一つ、

[スカー・フェイス]

その劇中で、主人公のトニー・モンタナの暮らす豪邸のロビーに飾られた、[地球]を模ったオブジェに添えられた言葉である。

キューバの難民としてアメリカに入国したトニーは、一つの[悪事]の依頼をきっかけに、更にはコカインビジネスに手を染めて暗黒街の[顔]にのし上がっていく。

そんな主人公の[闇]の成功は、彼の[エゴ]をもとてつもなく大きな[モンスター]に成長させる。

そんな中で、主人公トニーの[野望]を象徴するワード…。

The world is yours !

世界はあなたのもの

まさしく、

[世界を牛耳る]

エゴの極みである。

そんな[闇]の世界とは対象的に、

今、あなたの目に映る[世界]は、

[あなたのもの]

なのである。

あなたは生きながら、自分の目に繰り広げられる[世界]を堪能している。

その、絶えず目に映し出される[世界]をどう感じるのか。

それは、

あなたの[主観]によって、[味]は変わっていくのである。

[主観]

それは、あなたの[内側]の状態。

今、自分の[内側]はどんな状態なのだろうか…。

不平や不満に支配されていないだろうか…。

自分の事で精一杯で、他者への思いやりに欠けていないだろうか…。 

この、目に映る[景色]は、自分の[内側]の[映し鏡]なのである。

あなたにとっての[こん畜生!]も、それはあなたの[内側の傷]が姿を現した状態なのである。

以前にここで書いたように、その[こん畜生!]たちを叩きのめす行為は、自分の[内側の傷]を拡げる行為なのである。

そうではなく、全てを[包み込み]癒すのだ。

例えるならば、

担任を受け持つ先生が、

自分の受け持ちのクラスの不良生徒(傷)に対して、

摘み出して排除するのではなく、

[お前も含めてオレのクラスなんだ。]

と受け入れて包み込んだとき、

その不良生徒は癒されて、

[傷]は[再生]へと向かう。

その不良生徒が[再生]へと向かうとき、

同時に、担任の先生の内側に抱えた[傷]も癒されていく。

何故なら、

その[不良生徒]こそが、

担任の先生の[傷]の正体なのだから。

この世の、

この[法則]を、

しっかりと[意識]に浸透させる事ができたとき…。

あなたは、この目に映る[景色]を全て[包み込む]ことができるだろう。

あなたの[愛]で…。

その時、

あなたは[感じる]ことができるだろう。

この[世界]は、僕の[庭]だ!

世界は、僕のものだ!って。

それは[エゴ]ではなく、

この[大切な庭]を綺麗に保たなくては…。

そんな大きな[愛]なのである。

The world is yours!

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