潜水艇タイタンの悲劇

先日、大きく報じられていた、潜水艇タイタンの失踪事故。

沈没したタイタニック号を目指し、潜水艇で巡るアドベンチャー企画。

大富豪たちが集い出発するも、途中で連絡が途絶え行方不明となる。

結果は[絶望]となって、騒動は収束へと向かおうとしている。 

そんな中、

あの超大作映画、[タイタニック]を世に送り出したジェームズ・キャメロン監督がコメントを発表した。

「タイタニック号の悲劇そのものに類似していることに衝撃を受けている。タイタニックは船長が前方に氷山があることをたびたび警告されたにもかかわらず、月の出ていない暗い海をフルスピードで前進した。結果、多くの人々が亡くなった。今回の悲劇もそれと酷似していて、事前の警告が無視され、世界中の海を潜水艇が潜っているなか、まさにタイタニックと同じ場所で事故が起こった。ただただ驚きだ」

このコメントが、僕のスピリチュアル的発想のスイッチを押した。

さすが、映画[タイタニック]を描き上げた監督だけあって、やっぱり視点が違う!

これはあくまで根拠のない、僕のスピリチュアル的見解であるが、今回の事故の犠牲者の[エネルギー]の推移を読むと…。

言葉は悪いが、[ミイラ取りがミイラになった]感が否めないのである。

多くの乗員と乗客の[残念]や[無念]と共に沈んだ、悲劇の象徴であるタイタニック号に引き寄せられた者たちが、同じように悲劇に見舞われて[無念]は連鎖していく…。

潜水艇タイタンに乗り込んだ[四つの魂]は、過去世でタイタニック号の悲劇に巻き込まれた[四つの魂]の輪廻ではないだろうか。

タイタニック号沈没の犠牲者の[想いのこし]は、魂に刻まれ輪廻を繰り返す。

タイタニック号という[想いのこし]に引き寄せられ、そこでまた今世も悲劇の[想いのこし]は繰り返される…。

過去世の[想いのこし]を、乗り越えることができずに。

そして、

[タイタニック]という壮大な映画を世に放ったジェームズ・キャメロン監督にも、このタイタニック号の犠牲となった魂が宿っているのではないだろうか。

あの時の[想いのこし]が、歴史的大事故を後世に語り継ぐ[使命]となって、ジェームズ・キャメロン監督は見事に[作品]として成し遂げたのではないだろうか。

そんな、高次元の[エネルギー]の摩擦を感じる、潜水艇タイタンの事故であった。

更には、

ジェームズ・キャメロン監督と言えば、未来で起きる現実を変えるべく(想いのこしを解消する為に)、過去へとタイムスリップする[ターミネーター]の監督である事実も大変興味深く、僕のこの発想を裏づけている気がしてならない。

この事故でお亡くなりになられた方々の、ご冥福をお祈りいたします。

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