ネコニャンの正体

ネコニャンのお気に入りのポジションである、僕の両足(太もも)で挟みこみながら、その背中を見つめ回想する…。

僕は[内側]の“ジャングル”を旅しながら、そこに潜む“狂気”と“愛”を目の当たりにしてきた。

僕の中の“狂気”と“愛”…。

[内側]の浄化にあたり、

その“狂気”に飲み込まれそうになりながらも、一筋の“愛”を信じてその[負のエネルギー]たちと闘ってきた。

時には[それ]と“同化”してしまいそうになりながらも、“光”を信じて進んできた。

まさに、

その最中に現れた“ネコニャン”は、僕の“苦しみ”を和らげる“痛み止め”のようなチカラを与えてくれた。

9月8日の“つぶちゃんの命日”を目指して、僕のところに辿り着いたネコニャン…。

不思議な“ご縁”を感じながら、共に過ごしてきた。

何処かで生まれ落ち…

愛情を受けることなく…

また、

恐怖に怯えながら、

腹を空かせて、

僕のところに辿り着いた。

危険と隣り合わせの“この世”の[負のエネルギー]の中を、ネコニャンも僕と同じように彷徨っていたのだ。

そして、

辿り着くことができた“光の指す場所”…。

“僕”のところに辿り着いたのであった。

その“姿”は、[内側]の“ジャングル”を旅する僕の“姿”と重なるのである。

今、

僕は“気づく”ことができた。

ネコニャン…。

キミは僕の分身なんだね!

“負のエネルギー”と闘いながら“愛”を乞う…。

そんな、

僕の[内側]でひしめく“エネルギー”が、ネコニャンとなって現れたのだ。

そして、

ネコニャンは“光の場所”に辿り着くことができた。

ネコニャンの背中が語っている。

[今度は、拳ちゃんの番だよ。]

ネコニャンという“存在”は、

“宇宙”からのエールでもあるのだ。

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