馬にまたがり、荒野を行く1人の男の姿…。
辿り着いた先は、悪の巣喰う荒廃した街…。
やがて男は銃を抜き…。
そしてまた、荒野へと去っていく…。
クリント・イーストウッドが演じるガンマンの姿は、当時子供だった僕の心の“HERO”であった。
“HERO”という存在は、
絶対的な“安心感”を与えてくれる。
悪に囲まれ絶対絶命の状況であっても、
この男が銃を抜いた時、
悪の姿はすべて床に横たわる事となる。
しかし、
現実はそんな調子よくは運ばない。
“HERO”とは、
映画やドラマの中だけの“理想”でしかないのだろうか…。
“HERO”とは、絶対的な“安心感”…。
“絶対的”とまでは言えないが、
誰かの為に“安心感”を与えてあげることくらいはできるだろう。
“大丈夫だよ。安心してね。”
たとえ、
ささやかであったとしても相手を思いやる“愛”こそが、“HERO”となって現実世界に姿を現すのだ。
“HERO”とは誰もが持つ、
“思いやり”の心なのである。
誰かに“安心”を与えられたとき、
あなたは“HERO”になれている。

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