今日は、ご近所さんから切花を頂いた。
つぶちゃんのお墓の供花にしようと、今日まで頑張ってくれた花たちに感謝の想いを込めて交換していると…。
また、現れた。
“つぶちゃんメッセンジャー”が。
今日は蜂に乗っかって、“つぶちゃん”は現れてくれた。
僕の腕にとまった蜂に向けて、人差し指を差し出してみる。
「こっちにおいで。」
指先に乗っかったと同時に、いつものように記念撮影を開始する。
動画を撮影しながら、しばし“交流”を楽しむ。
“メッセンジャー”は僕の手のひらでは飽き足らず、腕から肩に向かって走りまわる…。
「来てくれてありがとう。今日も会えて嬉しいよ。そろそろ降りようか。」
もう一度、僕の人差し指でお迎えに向かうと、“メッセンジャー”は素直に指先に乗ってくれた。
変えたばかりの供花の花びらの上に乗せてあげると、“メッセンジャー”は嬉しそうにそこを満喫していた。
さぁ、目を閉じて…
いつものように“繋がり”始めると…。
今日は“違和感”に目を開けた。
僕の視線は、導かれるように“そこ”を捉えた。
つぶちゃんにお供えしてある“水”の中で、先程の“つぶちゃんメッセンジャー”が落下してしまい、今まさに溺れていたのである。
“違和感”…
それはすなわち、
“つぶちゃんメッセンジャー”からの緊急信号であったのだ。
“メーデー!メーデー!たすけてーーー!”
その“悲鳴”を受け取り、助けることができたのである。
そんな“小さな満足感”に浸りながら、少し弱ってしまった“メッセンジャー”を虫かご医務室へと運んだ。
「今日はこれから風が出てくるから、穏やかな日に放してあげるからね。それまでここで休んで元気を取り戻すだよ。」
それから数時間後、“医務室”の様子を見に行くと、元気を取り戻した“メッセンジャー”の姿があった。
良かった。良かった。
今日もいい日だ。
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