昨日、不慮のアクシデントに見舞われてしまい、水の中で溺れてしまった“つぶちゃんメッセンジャー”の蜂ちゃん…。
虫かごの中に保護した後、動きを取り戻したのでひとまず安心という事で、一晩を虫かごの中で過ごしてもらう事にした。
そして今日、
状態を伺いに虫かごの中を確認すると…。
“蜂”は虫かごの中に存在している。
しかし、生気を感じられない。
死んでしまったのか…?
と、人差し指を近づけてみる。
軽くつつくと、動いてみせた。
生きていた。
しかし、
なんだか飛ぶ気配を見せないのである。
近づけた指先には乗るものの、その指を空に突き上げても離れようとしないのである。
素人なりに頭を捻り、何をすべきか考えてみる…。
元気がない…。
お腹が空いてる?
何を食べるのだろうか…?
あっ、そうだ!
花粉かも!?
ダメもとでトライしてみる。
つぶちゃんのお墓にお供えした菊の花一輪を拝借し、虫かごの中に入れたその花の上に“蜂”を乗せてみた。
すると“蜂”は顔を花粉に埋め、動くことなく時間は過ぎていった。
花粉を摂取しているのか…
それとも、
チカラ尽きているのか…
わからない。
虫かごを陽の当たる場所に置き、
しばらく様子を見ることにした。
それから1時間ほどが経過した頃、
再び様子を見に行ってみると…
そこには、お腹がふくれて元気を取り戻した“つぶちゃんメッセンジャー”が、虫かごの中を所狭しと羽ばたいていた。
少し風が出てるけど、放つには“今”しかない。
“蜂”を指先に乗せて出会ったお墓まで運び、そこでお別れする事にした。
自然は厳しいけど、虫かごの中じゃ“冒険”もできない。
いっぱい“自然”を感じるんだよ!
いつも、僕の“想いの中”で一緒だよ。
救えてよかった。
元気でね!

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