キミとボクの物語

パイプ椅子に腰掛けながら、つぶちゃんが生前に甲羅を乾かす為によじ登っていた、そんな名残りが染み込んだカエルの石像の墓標を眺めながら…。

僕は感じる。

つぶちゃんと向き合いながら、僕の内側は“愛のエネルギー”で満たされている。

そして、

この目に映る景色(つぶちゃんのお墓)は、僕の“愛の景色”なのである。

つぶちゃんはもちろん、

そこに咲く草花や、

そこに集まってくる小さな命たち…

そこに存在する全てのものは、

僕の愛おしい存在である。

僕は“そこ”を愛で包み込んでいる。

そして、気づくのである。

これが“宇宙愛”なんだと。

そっと包み込み…

そして、

そっと見守る。

更にこの地球を包み込む“宇宙”は、僕がつぶちゃんを“想い”で包み込むように、同じく僕たちを包み込んでくれている。

僕は“宇宙愛”を感じる。

僕の“意識”は宇宙と同期され、

僕の“内側”は宇宙の一部となる。

そして、

僕の内側の“宇宙”は、

外側の“景色”となって映し出されている。

僕がこの“現実世界”を生きるということは、

僕の内側の“宇宙”を生きるということ。

僕の内側の“宇宙”の中で、

僕と“彼女”の愛(金星)は、

蠍座の領域で重なり合っている。

“蠍座の領域”とは…

秘密の領域であり、

傷…

破壊と再生…

死と生…

そんな意味を持つ“蠍座の領域”で、

僕たちの“想い”は重なりあっている。

そして、

その様子はこの“外側の世界”に映し出されている。

僕たちはパックリと口を開けた“傷口”のように離ればなれとなり…

それでも僕たちは“傷つき”ながらも、

お互いの心の中という“秘密の領域”で、

お互いを想いあっている…

僕たちを遮る“壁”を挟みながら。

やがて、

パックリと口を開いた“傷口”は、

“自浄能力”

“再生能力”

“回復力”

“免疫力”

“新陳代謝”をフル稼働しながら、

もとの姿に戻ろうとするように…

僕と“彼女”もお互いの内側を“浄化”しながら、

もとの姿の“二つで一つ”に戻ろうとしている。

僕の内側に存在する、

“怒り”

“憎しみ”

“悲しみ”

“不安”

“恐怖”

“絶望”…

そんな“負のエネルギー”を生み出す原因となった“出来事”や“人物”たちを許し…

また逆に、

僕が他者に与えてしまった同様の“罪”を懺悔し、悔い改め、愛を学び、成長し、内側を愛で満たし、またその“愛”を他者に分け与えながら生きたとき…

僕の内側は“浄化”され、

悪しき僕は消えていく…。

“彼女”を道連れに。

そして、

僕の内側が“掃除”されたとき、

彼女もリニューアルされて再び現れてくれる。

そんな“再会”という“ゴール”を目指し、

僕たちは“現実世界”を生きている。

僕はこの“命”を輝かす。

その“輝き”で、もう一度“彼女”を引き寄せて“再会”を果たし、魂に刻まれた“ミッション”を完了させるのである。

それが、

“キミとボクの物語”

魂が僕に宿る意味なのである。

これが“ツインソウル”の絆なのである。

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