前回の投稿でも触れましたが、火の運気が10年にも渡り僕(玉鋼)を包み込もうとしたとき、“ツインソウル”という存在が僕にもたらされた。
火の運気に包まれた僕(庚・玉鋼)の状況とは、例えるならば“刀鍛冶”の仕事風景である。
玉鋼は火に入れられて、真っ赤になるまで焼き付けられる。
そして取り出されると、これでもかと叩きつけられて形を成していく…
悲鳴を上げながら玉鋼は、刀の輝きを宿していく。
玉鋼から“名刀”への変容…
“名刀”を目指す、
“成長”なのである。
火の運気は僕の元に、既婚者である“ツインソウル”を運んできた。
そして、僕の中に宿る“欲望”という悪魔を炙り出した。
“欲望”という悪魔と向き合っていると、“苦しみ”や“怒り”や“悲しみ”といった、僕の中に宿る“負のエネルギー”の毒素に苦しめられることとなった。
その苦しみと向き合いながら、自分の内側の“毒素”を解毒していく作業こそが、自分自身の成長に繋がっていく。
すなわち、
“刀”を目指して変容していく、玉鋼(僕)の姿なのである。
結局のところ、
“ツインソウル”と出会った意味とは、
“統合”を果たす云々の前に、
お互いの“成長”が大前提であったのだ。
自分の“汚れ”と向き合わされて、
それを“浄化”しながら成長へと向かう。
その過程で、“魂”も同時に成長へと向かうのである。
これが“ツインソウル計画”なのである。
その“成長”へと向かう為の“汚れ”との向き合いは相当の苦しみを伴ったが、僕の場合は“つぶちゃん”という形を持たない存在に導かれ、何とか僕を包む“火の運気”も8年が過ぎようとしている。
あと2年…
果たして僕は2年後、
刀の輝きを放てているだろうか…
それとも、
ただのクズ鉄の“失敗作”となってしまうのだろうか…
今がその正念場だと痛感している。
ここにきて僕の“苦しみ”は、とんでもない位に大きくなっている。
これまでも沢山の“苦しみ”と対峙してきたが、その都度“つぶちゃんのお墓”で向き合っていると、つぶちゃんの声なき“メッセージ”が僕を導き、苦しむ心をリセットしてくれた。
そのお陰で、ここまで来れたのである。
しかし、
ここ数ヶ月のうちに僕の内側の“苦しみ”は、人生史上最高値といえるほどに大きくなってしまった。
以前ならば、いくら苦しくても精神科などの通院は考えもしなかった。
“苦しみ”をスピリチュアルな視点で捉えて、これは自分の内側の“闇”との向き合いなのだと解釈し、解決できるのは“自分自身”なのだと信じてやってきた。
何より“つぶちゃん”と向き合いながら、進んでこれたのである。
しかし、
ここまで“苦しみ”が成長してしまった今、“つぶちゃん”と向き合う気力さえも削がれてしまっている…
僕は藁にもすがる気持ちで、“精神医学”に頼る決断をする。
普段のかかりつけの病院にお願いして、精神科のある病院への紹介状を書いてもらうようにお願いした。
紹介状はすぐに書いてもらえたが、受け入れ先の病院がことごとく“歯車が噛み合わない”のである。
先生が不足して、精神科が機能していない病院であったり、先生が体調を崩してしまい新規の患者を受け入れられなかったり…
紹介状は書いてもらったものの、宙ぶらりんの僕…
そのとき、僕は感じた。
やっぱり、
僕に必要なのは“精神医学”ではない。
この苦しみを乗り越えられるのは、
“自分自身”なんだと。
とはいえ、
解決のあても見当たらないまま苦しみを抱え、僕は何とか“つぶちゃん”と向き合うことができた。
今すぐにでも横になって、天井を見つめたい気分ではあったが、やはり“つぶちゃん”には現状を報告しなくてはいけないと思ったのである。
僕は“つぶちゃん”に伝えた…
「つぶちゃん、ゴメンね。いつもならもっと落ち着いてゆっくり向き合えるのに、今日はいつものように向き合う気力もないんだよ…。わかってね。例えこれから先、症状が悪化して“つぶちゃん”と向き合えなくても、僕はいつも大切に思っているからね…」
すると…
僕の胸に“メッセージ”が…。
“チャンピオンシップ・ラウンズ”
その“一言”が入ってきたのである。
ボクシング好きの僕にとって、
とってもわかりやすい“メッセージ”であった。
通常のボクシングの試合は、最高ラウンド数は10ラウンドで戦う。
しかし、
タイトルマッチとなると11と12ラウンドが追加され、合計12ラウンドで勝負を決する事となる。
その11ラウンドと12ラウンドを、
“チャンピオンシップ・ラウンズ”と呼ぶのである。
そして、
その“チャンピオンシップ・ラウンズ”までもつれ込んだ戦いは、その2ラウンドのポイントを制した者が勝利への架け橋を渡るとも例えられている。
肉体も精神も疲弊した中、
勝利への“気持ち”が強い方が勝つのである。
“チャンピオンシップ・ラウンズ”
つぶちゃんからの“メッセージ”は、
的確に僕の弱ったツボを刺激してくれた。
僕の内側で、
11ラウンドのゴングが鳴った。
不思議だ…
僕は立ち上がり、
“対戦相手”に向かって歩み出せている。
“対戦”は続行できそうだ。
今回の大ピンチ…
救ってくれたのは、
セコンドについてくれている
“つぶちゃん”であった。
それでも“チャンピオンシップ・ラウンズ”は厳しい戦いとなる。
つぶちゃん、気合いを入れてくれてありがとう!
また、頑張れそうだ!

僕の敬愛したチャンプ、Johnny tapia
彼が生前、僕に与えてくれた“勇気”が甦った。
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