心の“常備薬”

僕が生きる“この景色”…

日常の慣れ親しんだ“この景色”こそが、

僕の“命の景色”なのである。

その“命の景色”の中を生きながら、

楽しいことや嬉しいこと、

苦しいことや悲しいこと、

様々な体験を重ねていく。

心穏やかに生きることができたならと、

誰もがそんな平穏な未来を望みながら…。

そう願っているにも関わらず、

心の中を波立てる“出来事”は姿を現す。

その瞬間に“意識”を向けるのである。

感情に流されることなく、

心が波立つその“一歩手前”で自分に言い聞かせるのだ。

この“出来事”が、僕の“命の宿題”なのだと。

すなわち、

“魂の傷”なのだと。

内側を“波立てる”ことなく、“凪”に保つことができたとき…

その時、

“内側の傷”は回復へと向かうのである。

では、

“凪”に保つ方法とは…

自身の内側を引っ掻く“出来事”に対して、

自身の内側に備わっている“常備薬”で対処するのである。

その”常備薬”の名前…

それが“利他の愛”なのである。

“波立つ出来事”を引き起こす相手に対して、理解を示してあげるという事である。

歩み寄りを見せるということでもあろう。

ただ、この“お薬”の使用上の注意事項は、

決して起きる“出来事”に対して“我慢”してあげるのではないということ。

“我慢”はやがて、自身の中で“毒”となる。

そう、

“魂の傷”となってしまうのだ。

“我慢”するのではなく、

“赦す”のである。

その“出来事”を引き起こした相手に対して歩み寄り、相手の立場に置き換えてみるのである。

そうした時、その“出来事の景色”は逆転して映ることもある。

そして“赦す”ことができたとき、

心は“凪”を保ちながら、

“魂の傷”は再生へと向かっていく…。

その一歩が、

“ツインソウル”との“再会”へと向かう一歩となるのである。

“利他の愛”という“お薬”が、

“魂の傷”の特効薬なのだ。

そして、

傷を癒した“二つの魂”は一つに重なり、

再び強い光を放つのである。

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